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静岡連載

平成人<10> モーニング娘。’18 野中 美希さん

野中 美希(のなか・みき)さん 18歳 平成11年生まれ

グループへの思いや今後の夢について話す野中美希さん=東京都港区で(川戸賢一撮影)

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◆歴史背負い 自分の色も出す

 メンバーの卒業と加入、グループの改名を繰り返し、「モーニング娘。」は昨年九月、女性アイドルグループとしては最長の二十周年を迎えた。平成を駆け抜けてきた国民的アイドル。十二期メンバーの野中美希さん(18)=静岡県出身=は、三歳の時にテレビで見てのめり込み、「アイドルというよりモー娘になりたかった」と熱を込めて話す。

 二歳から八年間、アメリカで過ごした。初めはそのかわいらしさや明るさにひかれた。日本から送ってもらった映像を見て、モー娘の楽曲を熱唱していたという。帰国後、メンバーが次々と立ち位置を変えるフォーメーションダンスに進化したグループを見て再び心を奪われた。「こんなかっこいいダンスをやってみたい」と思うようになった。

 オーディションに合格して加入後、わずか二カ月で数千人のファンの前に立った。「初めてのライブは感動して夢みたいだった。普通の中学生だった人生が百八十度変わった」

 既に卒業したメンバーも含めると、グループをつくってきたのは四十一人。シングルは六十四枚に及ぶ。昭和生まれの先輩たちのメジャーデビュー曲「モーニングコーヒー」も現メンバーで歌い継ぐ。一つのツアーで七十〜八十曲を披露することもあり、歴史あるグループだからこそ、覚えなくてはならない曲数は新メンバーほど増える。

 ダンスも進化を続ける。「LOVEマシーン」のような親しみやすい振り付けから、難易度の高いフォーメーションダンスにも挑戦。かわいらしい曲の多い他グループと比べると、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)と言われるジャンルの「かっこいい曲」が多いのも特徴だ。

 しっとり落ち着いた雰囲気を持つ昭和に対し、平成はテンションが高く元気なイメージへ。アイドル像は時代とともに変わってきたと感じている。情報発信の方法が増え、自分の個性をファンに直接アピールする機会が広がった。頻繁に更新するブログでは、アメリカで身に付けた得意の英語を使って問題を出し、ファンと交流する。「グローバル担当」として新時代を担おうとしている。

 今春にはグループの誕生二十周年を記念するツアーを実施。静岡県での公演も予定されている。「やはり地元は特別。お客さんが野中コールをしてくれる」。ワールドツアーへの野望もある。「世界と日本の懸け橋にもなりたい」と話す。

 グループの変化に伴い、女性ファンも増えてきた。中学生で加入するメンバーもいるので親目線で応援してくれる人がいるほか、クールな曲調への憧れも感じる。二十年の歴史を背負い「これまで卒業したメンバーの個性を意識しながら自分の色も出したい」と語る。

取材・相沢紀衣(平成3年生まれ)

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