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静岡連載

平成人<9> ご当地アイドル・ロザリオクロスリーダー Imariさん

Imari(いまり)さん 20歳 平成9年生まれ

「パフォーマンスを常にスキルアップ」と笑顔で話すロザリオクロスのImariさん=静岡市葵区の事務所で(立浪基博撮影)

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◆「静岡発」ビッグネームに

 「静岡発」のご当地アイドルとして活動するダンスパフォーマンスユニット「ROSARIO+CROSS(ロザリオクロス)」。メンバーは十七歳から二十一歳までの五人で、そのリーダーを務めるのがImariさん(20)だ。

 地元企業のCMに出演したり、静岡の新ご当地ソングとして知られつつある「思い出の交差点」をカバーし、富士山をイメージさせる山ポーズやお茶を注ぐ動きを自分たちで考えて取り入れたり。地元静岡の盛り上げに一役買う。その他、毎月の県内定期公演や、CD発売に合わせた県外でのイベント開催など、積極的に活躍の場を広げている。

 今でこそ「アイドル」と呼ばれるが、「まさかなるなんて考えてもいなかった」とImariさんは振り返る。一歩を踏み出したのは中学生の時。二〇一〇年に日本デビューを飾った韓国アイドル「少女時代」に憧れた。「楽しみの一つとしてやってみよう」と、所属していたミュージカルスタジオの友人と少女時代のまねをするグループを結成し、イベントに出演し始めたことがきっかけだった。

 最初は歌が苦手で、アイドルにはなれないと思っていた。しかし、人前で披露するにつれて、歌って踊る楽しさに魅了された。「デビューしたい。アイドルになろう」。思いは強くなっていった。

 そのための切符をつかみたくて、一五年に日本一のアイドルを決める大会「愛踊(あいどる)祭」に出場。アマチュアゆえに持ち歌はなく、得意の踊りで攻めたが予選落ち。この時、一生懸命な姿が現事務所のプロデューサーの目に留まった。話はとんとん拍子で進み、数カ月後にいきなり夢はかなった。

 「日本のアイドルはかわいい印象。でも、私たちはパフォーマンスに力を入れるし、そこを認めてもらいたい」と語る。その言葉通り、デビュー翌年の愛踊祭では決勝まで進み、堂々とした迫力あるダンスで「ベストダンスパフォーマンス賞」を受賞。他との違いを見せつけた。

 歌や踊りで地元の名産品や観光地などの魅力を発信し、話題になる「ご当地アイドル」は全国各地にいる。一三年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でも、主人公がご当地アイドルとして活躍するなど、身近な存在として人気は高まっている。「他と違うところを紹介するPR方法はおもしろいし、すごい」。Imariさんはそう話すが、同時に「私たちはご当地だけにとどまりたくない。全国を目指す」と意気込む。

 目標は、SMAPや嵐のような誰でも知っている存在になること。それでも、あくまで根底にあるのは「静岡発」。全国を目指しながらも、静岡の魅力をパフォーマンスを通して発信し続けたい思いは強い。「『静岡といえばロザリオクロス』と言ってもらえるようになる。静岡の代表になって、地元を盛り上げたい」

 <ROSARIO+CROSS(ロザリオクロス)> 静岡を拠点に活動するアイドルパフォーマンスユニット。メンバーはImari(いまり)、Momoka(ももか)、Himeka(ひめか)、Mimu(みむ)、Yuwa(ゆわ)の5人で、2015年11月30日デビュー。昨年12月には6枚目となるシングル「Lips〜踊れ恋心〜」を発売した。昨夏には国内最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL2017」に出演するなど、全国進出を目指し活動する。

取材・福島未来(平成6年生まれ)

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