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パパ記者通信

心から謝るって難しいよね 

通園準備をなかなかせず、怒られてふてくされる娘=牧之原市で

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 娘は怒られると泣いてしまい、なかなか謝れないときがある。幼稚園での集団生活を楽しく送るためにも、謝るべきときには謝れるようになってほしいと思っていた。

 まずは、謝ることへの抵抗感をなくさせようと試みることに。怒ったときには「謝れば許してあげるよ」と声を掛け、謝ってきたら「よく言えたね」と褒めてあげた。

 すぐに成果は表れたが、このやり方は失敗だったようだ。笑いながら謝るなど、安易に謝るようになってしまったのだ。どうせ理解できないだろうと、謝ることの意味を教えるという最も大切な部分を面倒くさがってしまったことを反省した。

 「三歳児は感情のコントロールがまだ未熟。気持ちの折り合いが付くまで待ってあげて」。吉田町の家庭相談員田中奈緒美さん(57)の言葉にハッとした。かく言う私も、謝るべきだと分かっていても、気持ちの整理がつくまでは謝れないことが多々あるからだ。

 つい先日のこと。娘は妻に怒られると、ふてくされながら二階に上り、寝室に一人でこもった。いつもなら私が追い掛けて謝るように促すところだが、この日はあえて放置してみた。妻とヤキモキしながら待つこと二十分ほど。娘が自ら一階に下りてきて、泣きながら「ごめんなさい」と謝ってきた。

 時間はかかるだろうが、この積み重ねを通じて、娘なりに謝ることの意味を考えてくれればと思っている。

(牧之原通信部・佐野周平)

 

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