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名前しんぶん

[相沢しんぶん]女性ライダー 愛車にいかが

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◆スズキいち押し「ジクサー」

スズキ歴史館で展示用のバイク「ジクサー」に特別にまたがらせてもらう相沢紀衣記者(右)=浜松市南区で

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 一昨年秋、アニメ「ルパン三世」でバイクを乗り回す峰不二子に憧れ、身長一四八センチながら中型二輪免許を取得した。自動車学校では、重い車体と、両足が乗車時に地面に届かず大苦戦。背の低い女性にハードルの高いバイクだが、静岡県の海岸線を走り抜ける爽快さは何にも替え難い。そこでメーカーのスズキに聞きました。女性にお薦めのバイクを教えて!

◆排気量は150cc

 浜松市南区のスズキ歴史館を訪ねた。「軽量のバイクで運転に慣れてもらい、上のクラスにステップアップしてもらえばスムーズです」と話してくれたのは、スズキ二輪営業販促課の木下博之さん(48)。昨年一月に国内で販売を始めた排気量一五〇ccのロードスポーツバイク「ジクサー」を紹介してくれた。

 街中での乗りやすさを重視し、コンパクトさを目指したという。価格も二十九万円台(税抜き)と手が届きやすい。早速、エンジンをかけずに試乗させてもらった。

◆重さ135キロ軽め

 「一番の売り」という重さ百三十五キロの車体。バイクの多くは二百キロ近くあるものが多く、駐車のために少し移動させるのも一苦労だ。一度バランスを崩すと重さを支えきれずに倒れてしまうこともある。男性でも場所によっては一人で起こせないという。

車体がスリムで女性にも扱いやすいSV650(スズキ提供)

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 実際に押して歩いてみると、普段ならふらついてしまうが、スムーズに進んだ。バックするときも安心感がある。これなら少し坂のある駐車場でも時間をかけずに移動できそうだ。

◆座席やや低め

 次は高さが七八・五センチのシートにまたがってみた。五センチ厚底のライダーブーツを履くと身長は一五三センチになるが、まだ小柄には変わりない。両足が届かない状態で一時停止のときに転ばないためには、バランスを保ったまま尻を左側に瞬間的にずらして足をつくという高度なテクニックが必要だ。

 いざ乗ってみると…両足が着かない。片足を着いた状態でも車体のバランスを保つのがギリギリだ。シートを低いものに変える方法もあるようなので、そちらに期待したい。

 他に、大型バイクのSV650(六五〇cc)はシートの高さがジクサーと変わらぬ七八・五センチで、車体がスリムなため女性でも扱いやすいという。

男女を問わず人気の「隼」(スズキ提供)

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 運転に慣れて技術が向上すれば、人気の「隼(はやぶさ)」に挑戦する人も男女問わずいるらしい。自分に合うバイクを探すのもいいが、メーカーなどが主催するスクールで技術を磨き、乗車できるバイクの幅を広げてもよいかもしれない。

 木下さんは「危ない、うるさい、怖いというイメージがあるかもしれないが、実際に見て触れて楽しさを感じてほしい」と話していた。

 相沢紀衣(あいざわ・もとい) 裾野市出身の26歳。女性向け冬用のライダージャケットを探している。ちなみに愛車はカワサキのニンジャ250SL(250cc)です。

 日本自動車工業会が行った2015年度二輪車市場動向調査によると、国内の需要台数は長期的に減少傾向が続いている。1970年には205万台あった排気量51cc以上の二輪生産台数は、2016年には46万台となった。ユーザーの高齢化も進む中、業界全体で若者へのアピール方法を探っている。

 

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