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しずおか生活帳

ノルディックウオーク人気上昇中 健康増進 気軽さ魅力

◆年齢など問わず ポール使用、足腰負担軽減

木内雅さん(手前右)とノルディックウオークを体験する参加者=清水町で

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 二本のポールを使って歩く「ノルディックウオーク」が近年、健康増進を目指す中高年を中心に注目を集めている。スポーツの秋真っ盛りの今、興味を持っている人も多いのでは。全日本ノルディック・ウオーク連盟の指導部講師の木内雅(まさし)さん(61)に歩き方や魅力を聞いた。

 十月上旬に清水町で開かれた県ノルディック・ウオーク連盟主催の体験会。青空の下、男女九人が軽快にポールを前後に動かしながら約三キロを歩き、さわやかな汗を流した。

 参加者の一人、沼津市岡宮の鈴木一根(ひとね)さん(68)は昨年秋の健康診断で糖尿病と高血圧の指摘を受けたのを機に始めたといい、「病気が改善し体重も減った。健康への効果を実感しています」と笑顔を見せた。

 ノルディックウオークはフィンランド発祥で、クロスカントリー選手の夏場のトレーニングが基になっている。年齢や性別、運動神経を問わず気軽に取り組め、メタボリック症候群や運動器症候群の予防など健康増進の効果も高いとされ、普及に力を入れる自治体も出てきている。

(左)アグレッシブスタイルの見本。少し前傾姿勢で、ポールを前足と後ろ足の間に斜め後ろに突いている (右)ディフェンシブスタイルの見本。前を見据えポールを地面に対して垂直に突いている=清水町で

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 スキーのストックのようなポールを後ろへ押し出すことで上半身が鍛えられるとともに、垂直に突けば足腰への負担も軽減される。エネルギー消費量はウオーキングより二割ほど高く、姿勢も良くなる利点がある。

 ポールはアスファルトなど硬い地面を突いて歩くため先端にゴムのチップが付いている。ポールの種類によっては前傾姿勢がとりやすいよう先端のチップが斜めにカットされているものもある。スポーツ用品店で一万円程度で購入できる。

 基本の歩き方は主に、体への負荷を減らすのが目的の「ディフェンシブスタイル」と、運動量が高めの「アグレッシブスタイル」の二種類がある。

 ディフェンシブスタイルは、前を見据え踏み出す足に合わせて反対側のポールを地面に対して垂直に突く。ポールを突く位置は足の土踏まずの横で、しっかり肘を引くことがポイントだ。一方、アグレッシブスタイルは体を前に押し出すため少し前傾姿勢になり、ポールを前足と後ろ足の間に斜め後ろに向かって突く。

 木内さんも十二年前に座骨神経痛を患い、リハビリの一環で始めた。「ノルディックウオークはポールがあれば誰でもできる簡単な全身運動。気軽に始めてみては」と呼び掛ける。

 連盟は県内各地で交流イベントや体験会を開いている。ホームページは「静岡県ノルディック・ウオーク連盟」と検索。

(佐久間博康)

 

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