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くらしの知恵袋

服選び 同行し提案 パーソナルスタイリスト

パーソナルスタイリストの杉田実香さん(右)に服を選んでもらう=静岡市葵区の「SLOW」で

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 最近、なかなか服が決まらない。三十歳を超えた身としては、二十代前半に買った服がイマイチしっくりこない。好みや体形が変わってきたからか…。そこで、個人に着こなしを提案してくれるパーソナルスタイリストに相談し、買い物に同行してもらった。 

 お願いしたのは、静岡市を拠点に活動する杉田実香さん(39)。まず同市内の会議室で約二時間、カウンセリングを受けた。

 「仕事の内容は?」「休日は何をしている?」。杉田さんの質問に答えていくと、求める姿が少しずつ具体的になる。服装は「その人の個性やアイデンティティーに関わる」との考えから、相手のこだわりを探るのに時間をかけるという。

 もともと、柄物やスモーキーな色調が好きだが、最近、買った服は仕事着を意識して白黒茶ばかり。休日も仕事着と変わらない格好。着替えがつまらない原因がカウンセリングで分かった。そこで提案されたのは「張りのある素材で、体をきれいに見せる」「手持ちのアクセサリーや靴を生かし、仕事もOKな個性のある着こなし」だった。

選んでもらったシャツを着る。仕事に着る襟の付いた服も、ピアスやパンツ、靴を替えると休日用に早変わり

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 一週間後、いよいよ買い物へ。「旬の服をいろいろと試せる」ことから、JR静岡駅近くの商業ビル「新静岡セノバ」から始まり、近くの路面店にも。開始から約三時間半、路面店を含め十店ほどを駆け回り、二十着以上試着した。一度の買い物で、こんなに試着したのは初めてだ。

 例えば、提案されたストライプの入った白いシャツは襟付き。襟のある服はほぼ家になく「似合う」と言われ鏡を見てびっくり。ピアスやパンツ、靴を替えると、仕事用から休日用に。着回し術も教わった。

 杉田さんへの依頼は四割が男性。婚活や休日の服装を相談される場合が多いそうだ。二十九歳で会社を起こし、この道十年。相談相手が着こなしを変えることで、前向きになる姿を見てきた。「洋服にはパワーがある」と力を込める。

 杉田さんのカウンセリングは二時間で一万二千円。買い物同行は二時間二万円で三十分ごとに五千円追加。(問)スタイルクラブ=054(374)0905

◆ワンポイントアドバイス 「体形とのバランス 繰り返し試着を」

 杉田さんは、服選びのポイントに繰り返し試着することを挙げる。「サイズや色が違うものを少なくても2、3着は試して、サイズが本当に合っているか、体形とのバランスは良いかどうかを確認してほしい」

 試着すると、「買わなくてはいけない」と思うかもしれないが、「似合うものを見つけるためにも気にせずに」。合わせたいトップスなりパンツなりを着て店に行き、自分と好みが合いそうなスタイルの店員に「これに合うアイテムがほしい」と尋ねるのもいい。

 いつもと違うコーディネートに挑戦したい時はアクセサリーやバッグなど、まず小物を替えるのがコツで「特に靴はガラッと雰囲気が変わる」。自分でコーディネートする場合、まずボトムスを決めてからトップス、靴の順で選ぶとバランスが取りやすいという。

 <パーソナルスタイリスト> 個性やTPOに合わせて個人に着こなしを提案する。パーソナルスタイリスト協会(東京都)登録者だけで約900人おり、10年前の協会発足時から20倍以上に増えた。

(飯田樹与)

 

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