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イチ推し

地元施設に行こう 自由研究お助け

浜名湖に姿を見せるチョウチョウウオの説明をする工藤隆馬さん=浜松市西区舞阪町の「ウォット」で

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 夏祭りにキャンプ、かき氷にスイカ…。楽しい夏休み真っ最中の小学生を悩ませる宿題の一つが自由研究。自由の範囲が広く親子でテーマ決めに困る場合もある。そんな悩みの種を解決すべく、専門スタッフがいて展示も充実している浜松市内の二施設でアドバイスをもらった。

◆ウォット 浜名湖、遠州灘の魚

 まずは、浜名湖のことなら何でもお任せ「浜名湖体験学習施設ウォット」(浜松市西区舞阪町)。湖や遠州灘にすむ生きものを百五十種、約千点展示する。

 「浜名湖は多くの魚を育んでいます。種類や特徴、季節による変化、幼い魚が多い理由を調べてみては」とスタッフの工藤隆馬さん(24)。今年のお薦めは、夏休み期間中展示するチョウチョウウオ。夏になると、沖縄など南の海域から黒潮に乗って北上し浜名湖に姿を見せる。「近年は水温の上昇で出現期間が長くなっています。変化を探るのも興味深いですね」と話す。

 約百二十トンの水量を誇る大水槽で悠々と泳ぐ魚たち。眠り方や休憩する姿も個性的。アカエイは先月出産したばかり。かわいい赤ちゃんを見ることもできる。「見て触って、浜名湖の疑問を調べに来て」と心強い言葉をもらった。

◆浜松市天文台 火星、流星群の神秘

「夜空の神秘を天文台で感じて」と鈴木謙誌さん=浜松市南区福島町の浜松市天文台で

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 続いては、夜空の不思議を解説してくれる浜松市天文台(同市南区福島町)へ。指導主事の鈴木謙誌さん(39)は「まずは、子どもの疑問からスタートしてほしい」と念を押す。手順は、(1)疑問からテーマを決める(2)調べ方を考え、結果を予想(3)調べて記録(4)結論と感想を書く−と分かりやすい研究になるという。

 お薦めは今月十一日に新月を迎える月の満ち欠けの観察。「なぜ、どのように形が変わるのか。例えば、毎晩七時と九時の二回、場所や形を観察、記録してみては」と助言する。

 今年の夜空は特ににぎやかだ。六月下旬から九月上旬にかけて、十五年ぶりに火星が地球に大接近。肉眼でも南東の空に赤く光る火星を楽しめる。また、今月十二日から十三日には「ペルセウス座流星群」が最も出現する。「この時期は夏の大三角や天の川を見ることができます。星座の由来を調べるのもおもしろいでしょう」

 同天文台では毎週土曜日夜に観望会を開催しており、鈴木さんやボランティアガイドが質問に答えてくれる。

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久下聡美記者(報道部)

 前任地の名古屋で出産後、15年ぶりに地元・浜松へ。休日は3歳児と5歳児を連れて浜名湖で泳ぎ、夜は星空を見上げている。子どもたちの素朴な疑問にすぐには答えられず、取材で知り合った皆さんのお知恵を拝借している。

 

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