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地域がつなぐ仲間たち

玉川振興会(静岡市葵区) 素晴らしい自然 後世に

遊休農地の解消や地域の活性化を目指して活動する、玉川振興会の会員たち=静岡市葵区で

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 静岡市の中心街から車で三十分余り。安倍川の支流、中河内川沿いの風光明媚(めいび)な玉川地区はお茶やワサビの畑が広がる中山間地だ。夏場は渓流釣りや川遊びスポットとして人気も集める。会は近年増えつつある遊休農地の解消や農業の担い手確保、地域の活性化を目指し、二〇〇八年から活動している。

 活動当初から美しい景観や豊かな生態系を保存する事業に交付される県の補助金を活用。中心となる会員六人に加え、百五十人余りの住民が草刈りなどに協力している。

 遊休農地の活用策の一つは、現在、景観の目玉となっている夏のヒマワリ栽培。六千平方メートルほどの畑に三万本が咲き誇っている。今年は六月下旬にヒマワリの作業を始めたが、猛暑の影響で準備にやや遅れが出た。女性会員四人を中心に近所の人たちも協力する。八月いっぱいは楽しめそうだ。

 満開のヒマワリが目玉となる「ひまわり祭り」を今年は十八、十九の両日に開催した。会員の諸星はるみさん(67)は「年々来場者は増え、ここ数年は一万人以上。カップルや若い家族連れでにぎわいます」と教えてくれたが、今年は例年以上に来場者が多く、地区の周辺道路が渋滞に見舞われ「対策を考えたい」とも話す。

 イベントの成功と共に玉川地区では二〇一六年、農産物加工所が開業して特産物が並ぶようになるなど地域活性化の動きも出てきた。諸星さんは「農地を維持し、この素晴らしい自然を後世に残したい」と話した。 

(沢田佳孝)

 

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