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地域がつなぐ仲間たち

モノリズム・キッズラボ(静岡市葵区) プログラミングを指導

それぞれのレベルにあったプログラミングを学ぶ児童ら=静岡市葵区で

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 静岡市葵区の静岡浅間通り商店街にあるゲーム開発会社「モノリズム」事務所では、夕方になると、子ども向けのパソコン教室「キッズラボ」が開かれる。小中学生がそれぞれのレベルに合ったプログラミングを学ぶ。自主的に課題をこなし、時折、講師に質問していく方法で授業は進む。

 キッズラボは、モノリズムを経営し、スマートフォン向けゲームなどを開発してきた保坂昇秀(のりひで)さん(38)が二〇一六年に開校。保坂さんは「静岡から世界へ羽ばたくデジタルコンテンツをつくりたい」と話す。現在、一回当たり最大八人の生徒が、それぞれのレベルに合ったプログラミングを学んでいる。小学校低学年ならパズルを組み合わせるようにプログラミングを学べるソフトを使う。上達すれば3Dゲームなどの開発を教える。実際にスマートフォン向けアプリを公開した生徒もいる。

 小学四年から趣味でプログラミングをし、自分でつくったゲームアプリを公開している城内中三年の納本(おくもと)穂高さん(14)は「この教室で本格的なプログラムを学んで、将来はプログラマーになりたい。商品として完成したものをつくるのが目標」と話す。

 二〇二〇年には小学校でプログラミング教育が必修化されるが、保坂さんは「ただ方法を覚えることだけでなく、付加価値があり、他人が喜ぶプログラムを教えたい」と話す。「商品として売り込むことが大切」と、プレゼンテーションソフトの使い方も教え、企業の営業関係者らを招いた発表会も開いている。保坂さんは「大人向けの技術交流会も静岡ではまだ少ない。子どものときから論理的思考を養って、お客さんが求めるものをつくるスキルを教えるのが私たちの使命」と力を込めた。

 キッズラボは入会金無料で、教室は月二回と月四回があり、授業はそれぞれ八千五百円と一万七千円。

(瀬田貴嗣)

 

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