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地域がつなぐ仲間たち

自彊わくわく教室(吉田町) 屋内外で体験教室

竹ザサに短冊を飾り付ける児童たち=吉田町で

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 吉田町自彊(じきょう)小学校区で放課後の居場所づくりの一環として、地元の高齢者たちが児童向けに各種体験教室を開いている。学校側の提案を受けて発足し、十八年目を迎える。

 会員は十五人ほどで平均年齢は七十歳超。教室は月に二回で、お菓子作りや農産物の収穫、グラウンドゴルフなど、屋内外でさまざまな体験の場を提供している。多い時には五十人近くの児童が参加する。代表を務める和田住男さん(73)は「みんな孫みたいなもの。大人になっても地域に愛着を持ってほしい」と願う。会員には「子どもと一緒に楽しもう」と呼び掛けている。

 二日には同町神戸の自彊館で七夕(七日)にちなんだ企画を実施し、二年生の児童三人が参加した。三人は将来の夢や欲しい物などを思い思いに短冊に書くと、長さ三メートルほどの竹ザサに結び付けた。会員たちに教わりながら飾り物の製作も手伝い、「上手に作ったねえ」と褒められると、満面の笑みで喜んでいた。

 七枚の短冊に願い事を書いたという鈴木太智君(7つ)は「家でテレビを見ているよりも、みんなと一緒に遊ぶ方が面白い。次も楽しみ」と話していた。

 放課後の体験教室だけでなく、花火や肝試し、クリスマスの飾り付けなど、休日に親子で楽しめるイベントも開いている。発足時から会員を続けている杉本幸枝さん(73)は「子どもの喜ぶ顔が一番のやりがい。元気をもらっています」と笑っていた。

(佐野周平)

 

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