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地域がつなぐ仲間たち

島田金谷コミュニティ委員会 広報部会 地元紙発行10年超

紙面構成を検討する奥村逸子さん(左)と土屋誠一さん=島田市菊川で

写真

 島田市の旧金谷町地域の住民組織「金谷コミュニティ委員会」の広報部門。毎月一回、金谷についての情報をまとめた広報紙「ほほえみ」を発行している。二〇〇七年九月から続けており、六月号では百二十九号を数える。

 メンバーは十四人。会社員や自営業など、本業を抱えながら編集作業に取り組む。毎月一回、編集会議を開き、A4判カラー四ページの構成を決めていく。写真担当、編集担当などと手分けして、インターネット上で情報をやりとりして仕上げる。

 五月号は、四月十四、十五日に開かれた二年に一回の「第三十八回金谷茶まつり」を特集した。茶娘姿の女性たちが金谷地区の各所で踊る姿を、豊富なカラー写真で伝えた。このほか、イベント案内や4こま漫画、エッセー、お悔やみ欄などを備えた本格的な構成だ。

 主に最終面の四面を担当するのは、彫刻家の土屋誠一さん(68)。自身のパソコンを駆使して仲間から届いた写真や原稿をチェックし、レイアウトする。写真を大きく使ってめりはりのある紙面作りを心掛ける。「知らないことをたくさん知ることができる。教えられながらやっています」と話す。

 旧金谷町は十三年前に島田市と合併。町はなくなったが、広報紙は金谷の歩みを刻むことで地域のアイデンティティーを支える貴重な媒体だ。スタートから十年以上が過ぎ、広報部長の奥村逸子さん(64)は、広報紙の存在が定着してきたと感じている。「地域のつながりを維持するのが広報紙の役割。地域の励みになるような記事を載せ続けたい」と意欲を見せる。

(古池康司)

 

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