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地域がつなぐ仲間たち

だっことおんぶの研究所(静岡) 心身の発達にプラス

森木静さん(左)に、抱っこの仕方などを教わる母親たち=静岡市清水区で

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 抱っこやおんぶを通じた子育ての大切さを伝える。一般向けの講習会では、幅広の布を肩に掛けて赤ちゃんを抱っこする「スリング」の使い方などを指導。だっことおんぶの研究所が認定する「ベビーウェアリングコンシェルジュ」の養成講座や、子がいる家庭向けの防災セミナーにも力を入れている。

 園田正世理事長(51)は「心地よい抱っこは、赤ちゃんの心身の発達にプラスになる」と力を込める。園田さんは育児用品の製造・販売会社を経営。二〇〇九年の駿河湾地震をきっかけに「首の据わらない赤ちゃんのいる家の人は、地震があったらどう逃げるだろう。安全な抱っこやおんぶの知識を伝えたい」と考え、翌年法人を設立した。会員は全国に百二十人いる。

 コンシェルジュの資格を持つ助産師、森木静さん(31)が五月下旬に静岡市清水区で講習会を開いた。妊婦や母親など八人の女性に、森木さんが乳児の抱き方やスリングの使用法などを説明。「寝る姿勢があおむけばかりだと赤ちゃんの後頭部がへこんでしまうことも。右向き、左向きなど変えてあげて」「スリングや布を使い、赤ちゃんと密着することで、重心が同じになって負担も少ない」などと助言した。

 同市葵区の武田茜さん(33)は生後一カ月の次男渚央(なお)ちゃんと参加。「スリングを初めて使ったが、両手が空いて楽。抱っこの仕方を主人にも伝えたい」と満足そうだった。

 森木さんは、長女の育児に役立てばと六年前にコンシェルジュの資格を取得。「抱っこやおんぶが快適にできれば育児はより楽しくなる。そのアイデアを次世代に伝えていきたい」と話した。(問)だっことおんぶの研究所=054(653)6777

 

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