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地域がつなぐ仲間たち

静岡県車椅子バスケットボールクラブ 一丸、伝統チーム激闘

練習に取り組む県車椅子バスケットボールクラブの選手たち=静岡市葵区で

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 創部は一九七〇年。国内でも有数の伝統あるチームだ。現在は十一人がメンバー登録している。生まれつき脚が動かない人、事故で脚を失った人。障害の程度が異なる選手たちが一丸となり競技に取り組んでいる。

 車椅子バスケットボールは、コートの広さやゴールの高さなど、ルールの大半が健常者のバスケットと同じ。ダブルドリブルがないこと、障害の程度によって一〜四・五ポイントの持ち点があり、出場選手五人の合計を十四ポイント以内にしなくてはならないことが特徴だ。

 クラブの八山忍代表(42)は約二十年前、友人に誘われて競技を始めた。生まれつき下肢まひで脚が動きにくいが、競技経験が豊富で、チームの柱となっている。

 二十七日の練習は静岡市葵区の県総合社会福祉会館体育館であった。一対一のミニゲーム練習では、選手らは車輪を二こぎして五メートル以上進み、その間にドリブルをする。練習相手と車輪をぶつけ合いながらボールを運び、座った位置からゴールに投げ込む。八山代表は「ダンクシュートはできないけれど、接触したら転倒することもある激しいスポーツ」と話す。

 二年後の東京パラリンピックを控え、障害者スポーツの裾野は急激に広がっている。県内でもさまざまなクラブ、チーム、団体が設立されてきた。八山代表は「古くからある分、車いすバスケの競技人口は減っていると感じる」とも。「初心者でもいいので、まずは見学に来てほしい。チームスタッフも入ってほしい」と仲間を募っている。

(瀬田貴嗣)

 

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