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地域がつなぐ仲間たち

やいづTV 地元密着の文化発信 

青木靖宜さん(右)が中心となって、焼津駅前のスタジオから放送するやいづTV=焼津市栄町で

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 焼津市栄町でパソコン教室を経営する青木靖宜さん(58)が二〇一一年に教室をスタジオに見立て、生徒と二人でしゃべる様子をインターネットで放送したことが始まりだった。「Yaizu Ustream Club(ヤイヅ ユーストリーム クラブ)」と名付けた。「地域おこしとは考えず、ただ面白いと思った」という。

 その後、「やいづTV」に改称。青木さんは「当初はテレビと間違えた人が自分から出てくれた」と謙遜するが、地元密着の広報力が話題となり、出演者が次々と知り合いを連れてきた。現在、出演者として登録しているのは六十人以上。近所の商店主、地元で活動するマジシャン、市議など多岐にわたる。

 毎週月曜日の夕方から夜にかけての約六時間、出演者が入れ代わり立ち代わり三十分程度の番組を生放送している。

 レギュラー番組を持つ「テクノポップミュージシャン」のJimmy(ジミー)さん(46)は十五日午後八時半からの放送で、音楽仲間の男女ユニット「からふるくれよん」をゲストに迎え、三十分間のハイテンションなトークを繰り広げた。出演したライブイベントを振り返ったり、ゲストが演奏を披露したりした。Jimmyさんは「ライブなどで『放送見たよ』と声を掛けてもらえる。活動の幅が広がっている」と話した。

 青木さんは「誰かの頭の中にある文化、昔なら口伝で伝えられたようなことを動画として残せれば」と番組の意義を語る。「十年後、二十年後には焼津の方言も変わってしまっているかもしれない。一つ一つの映像に大きな価値がある」と力を込めた。

(瀬田貴嗣)

 

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