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地域がつなぐ仲間たち

小島ほうもう舎(清水区) 10年迎えた通学合宿

2泊3日の合宿の感想を発表する児童=静岡市清水区の龍津寺で

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 静岡市清水区小島(おじま)町の子どもたちが、お寺で二泊三日の合宿生活を送りながら学校に通う「小島ほうもう舎」が、十年目を迎えた。今回は五〜七日に開かれ、市立清水小島小学校の四〜六年の二十五人が参加。地域とのつながりを深めた。

 ほうもう舎の名前は、明治時代にあった同地区の学校「包蒙(ほうもう)舎」に由来する。十年前、子どもたちと地域の交流を深めようと自治会や小学校のPTAが主体となって始めた。PTAの副会長だった清水和明さんが現在、実行委員長を務めている。

 子どもたちは地域の寺「龍津(りょうしん)寺」(清水区)で生活。本堂に寝袋を持ち込み、風呂は近所の家からもらい湯する仕組み。食事はボランティアの近所の人たちが作った料理を食べ、片付けは子どもたちが協力して手伝う。

 最終日の七日、閉校式が開かれ、子どもたちが二泊三日の感想を話した。「他の学年の人と話して楽しかった」「もらい湯で近所の人から優しくしてもらってうれしかった」などの感想が出ると、近所の人たちから拍手が上がった。

 四年生から三年間続けて参加した堀池花歩さん(12)は「皆でしりとりで遊んだりしたのが楽しかった。来年はボランティアをやりたい」と笑顔だった。

 清水さんは「子どもたちに地域を好きになってほしい。いろいろな道を歩むと思うけれど、成人になったらまた戻って来て」と目を細めた。

(垣見窓佳)

 

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