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清香探撮(せいこうたんさつ)

アウトドア (2)たきや亭 捕れたて 揚げてゆでて

ソファやテーブルが並ぶおしゃれないかだ「TAKIYABASE」。幻想的な空間で料理を楽しむことができる=浜松市西区の雄踏大橋で

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 車通りも少なくなり静まりかえった浜名湖大橋へとつながる雄踏大橋を歩いていると、暗い浜名湖の湖上にひときわ輝きを放つ「たきや亭」が目に飛び込んできた。たきや亭は水中灯を使って浅瀬を照らし獲物をモリで突く浜名湖独特の「たきや漁」を体験した後、捕ったエビやカニなどを食べるための「いかだ」だ。

 いかだは十一基あり、そのうちの一つ「TAKIYA BASE(タキヤベース)」はソファや木目調のテーブルが並ぶ。椅子に座りテーブルを囲む姿はリゾート地のカフェのようだ。

 いかだの横では各船の船頭が捕れたばかりのエビや魚、カニを調理する。魚やエビは天ぷら、カニはゆでたり、みそ汁に。食欲を誘う香りでいかだが包まれ、出来上がった料理がテーブルに並ぶ。少人数のいかだでは、ござに座り目の前で魚をさばく演出も。金原勝二たきや組合組合長(69)は「さばき方を手ほどきすることもあります」という。

 湖面に輝く明かりを眺めていると潮の香りと天ぷらの香りやゆで上がるカニの香りが橋の上にも漂ってきそう。これからの季節、湖上に吹く風で涼みながら漁を体験し、捕れたての魚を使った料理は格別だ。

写真・文 斉藤直純

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