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清香探撮(せいこうたんさつ)

公園 (3)スモモ ヒヨドリ 甘く誘う

スモモの花の蜜を求め、枝を伝うヒヨドリ=浜松市南区大塚町の市緑化推進センターで

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 蜜を求め、白い花から花へと、ヒヨドリが枝を伝う。樹高五メートルのスモモ。枝々は花々に覆われ、離れて見ると雪と見まがうほどだ。

 浜松市南区大塚町の市緑化推進センター。「市民に親しまれる植物園」として約四ヘクタールに五百種一万五千本の樹木が植えられている。

 スモモは果樹見本園といこいの広場に計五本ある。漢字では「李」「酢桃」。実がモモより酸味があることから名付けられたともいわれる。

 例年二月に剪定(せんてい)し根元に肥料をまく。今季の開花は三月中旬、一週間で満開になった。気温が高く、例年より一週間ほど早かったという。

 「花はバラのような甘い香り」と職員の橋本昌之さん(66)。「スモモをはじめ果樹は花期の後は新芽が出て古い葉が落ち、そして実と、折々の表情がある」と話す。

 実を付けるのは六月。酢桃とはいえ、熟すにつれ薄緑色から濃紅に変わり、甘みを増す。「李下(りか)に冠を正さず」との言葉があるほど魅惑的に。

写真・文 山田英二

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