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清香探撮(せいかたんさつ)

アウトドア (5)キャンプファイア 更ける夜 仲間と囲む希望の炎

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キャンプファイアの炎を中心にレクリエーションを楽しむ内野小学校の児童たち=浜松市北区引佐町の市かわな野外活動センターで

 太陽が山間に沈み周辺が青白くなり始めた夕刻、子供たちの元気な歌声があたりに響く。浜松市北区引佐町の市かわな野外活動センター。市内外の小中学校の児童・生徒がハイキングや沢登り、炊飯活動など自然豊かな山の中で普段とは違う生活を体験する。

 この日、訪れていたのは浜松市浜北区の内野小学校五年の二百二十二人。到着後、カレーづくりや天体観測を体験。二日目の夜にキャンプファイアの時間が訪れた。センターでは職員が間伐したマツやスギなどを二年ほど乾燥させ水分が抜けた木を使うため、いぶすような激しい煙は出ない。

 輪の中心で空高く上がる炎を囲みダンスや仲間集めゲームなどのレクリエーションを楽しむ児童たち。児童が火の神にふんした渡辺晴好校長から授かった「思いやりの火」「協力の火」「努力の火」「希望の火」で点灯されたキャンプファイアは迫力満点だ。

 その火が消えないよう薪を使い分け、火を守るのは長尾博史教諭。「薪の種類によって香りが違うんです。この若干赤い木を燃やした時の香りが好きです」と、額に汗を浮かべ児童の盛り上がりに合わせ火力を調整する。子どもたちの元気な声とほのかに香る煙の香りに包まれ夜は更けていく。

=終わり

写真・文 斉藤直純

(「アウトドア編」は今回で終わります)

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