天浜線の湘南カラー車両をかたどったカレーを紹介する松島隆康店長=浜松市天竜区の「十文字屋」で
|
 |
◆天竜の「十文字屋」が8日から
天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅前の定食店「十文字屋」(浜松市天竜区)が、天浜線を走る湘南カラーの列車が駅構内の転車台に載る姿をかたどったカレーライスの新メニュー「天浜線転車台カレー湘南カラー」を作った。8日から販売する。
店の名物となっている天浜線カレーの第3弾。湘南カラーは緑とオレンジの2色が基調で、戦後の旧国鉄時代から近年まで東海道線を走った。天浜鉄道が5月から、ラッピング車両を走らせている。
アオノリとパプリカの粉末で色付けしたごはんを重ねて車体に見立て、正面部分に食べられるでんぷん素材の印刷シートを貼ってリアルに仕上げた。カレーには三ケ日牛を使っている。
天浜線カレーは鉄道ファンや親子連れに人気といい、松島隆康店長(63)は「湘南カラーは子どものころ走っていた懐かしい車両。地域の観光にも貢献できれば」と話す。サラダ付きで896円。午前11時〜午後2時半営業。水曜定休。問い合わせは同店=電053(925)3003=へ。
この記事を印刷する