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新種「オナガインキウオ」 駿河湾で発見

発見された「オナガインキウオ」=東海大・福井篤研究室提供

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 東海大海洋学部(静岡市清水区)の福井篤研究室は、駿河湾で新種の深海魚を発見したと発表した。主に深海で生息するクサウオ科の一種で、尾びれが長い特徴から「オナガインキウオ」と命名した。

 研究室によると、新種はクサウオ科インキウオ属の一種で、標準体長は八センチほど。赤いインクを垂らしたような体の色が特徴で、これまでに見つかっているクサウオ科の魚に比べて尾びれが長く、胸びれも形状が異なる。

論文をまとめた村崎さん(手前)と福井教授(右)、高見講師=29日、静岡市清水区の東海大海洋学部で

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 研究室では、二〇一三年から駿河湾中央の駿河トラフで深海魚を採集調査している。今回は一四〜一七年に水深一四三〇〜二〇七〇メートルの三地点で、新種を二十八個体採取した。

 研究室の村崎謙太さん(26)=東海大大学院生物科学研究科博士課程二年=が、福井篤教授(61)と高見宗広講師(35)の協力で論文にまとめた。日本魚類学会の英字学会誌オンライン版に掲載された。

 三人は、昨年十一月にもクサウオ科の新種発見の論文を発表している。村崎さんは「海の下では未知の世界が広がっている。今後も深海魚の研究を進めていきたい」と話した。

(広田和也)

 

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