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静岡写真ニュース

ユニーク茶室、完成間近 浜松市秋野不矩美術館 

大型クレーンを使い、秋野不矩美術館前に設置された茶室(左)=浜松市天竜区の秋野不矩美術館で(袴田貴資撮影)

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 浜松市秋野不矩(ふく)美術館(天竜区二俣町)の屋外展示物として、完成間近の茶室「望矩楼(ぼうくろう)」。同美術館を設計した建築家藤森照信さん(71)の作品で、開館二十周年を迎える同館に新たな魅力を加える。

 八月四日開幕の「藤森照信展」(同美術館、中日新聞東海本社主催)に併せ、茶室も手掛ける藤森さんに同館が依頼した。藤森さんは天竜の森の生き物をイメージし、イノシシの野性味を漂わす外観、三本のヒノキの脚で支えるツリーハウス風の独創的な茶室を描いた。

天竜杉をふんだんに使った茶室=浜松市天竜区の秋野不矩美術館で(袴田貴資撮影)

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 天竜杉を敷き詰めた広さ三畳、高さ三メートルの茶室の表面に付ける薄い銅板を曲げる作業を地元の小中学生が担い、取り付けに高校生も参加した。藤森さんによれば、銅板は時を重ねると、緑がかり色の深みを増し、周囲の景観に溶け込む。訪れるたび、違う顔を見せてくれそうだ。

(島将之)

 

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