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災害時医療 米の看護学生が浜松訪れ研修

◆ドクターヘリや救命救急室見学

ドクターヘリを見学するサミュエルメリット大の学生や教員たち=浜松市北区の聖隷三方原病院で

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 聖隷クリストファー大学(浜松市北区)と大学間交流協定を結んでいるサミュエルメリット大学(米カリフォルニア州オークランド)の看護学生十人が二十二日、研修生として浜松市北区の聖隷三方原病院を訪れた。学生らは十八日から二十五日までの日程で、災害発生時の医療態勢や対処法などを学び、母国で役立てようとしている。

 学生らの一行はこの日、病院屋上で待機するドクターヘリや、救命救急室(ER)を見学。フライトナース(看護師)としてドクターヘリに搭乗する大瀧友紀さんから「災害対策」に関する講義を受けた。二〇一一年三月の東日本大震災発生直後に石巻赤十字病院(宮城県石巻市)がどう対処したかなどについて、記録映像を交えて説明を受けると、真剣な面持ちで質疑を繰り返した。

 米カリフォルニア州でも近年、大地震の発生が懸念されており、医療態勢の整備が急務とされている。男子学生が「ドクターヘリは一カ月に何回くらい出動するのか」「二十四時間態勢なのか」などと問うと、病院関係者はそれぞれ「三十〜五十回」「有視界飛行可能時のみ」と答えていた。

 学生たちは期間中、聖隷クリストファー大での訓練やディスカッションに参加し、ホームステイも体験している。女子学生のバネッサ・ムリヨさん(26)は「聖隷三方原病院は、緊急時への備えがしっかりしていて素晴らしい」と感心しきりだった。

 聖隷クリストファーとサミュエルメリットの両大学は、一三年に大学間交流協定を結んで以来、学生や教員が親睦を深めており、サミュエルメリット大からの研修生受け入れは四回目となる。

(武藤康弘)

 

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