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風鈴軽やか 夏の響き 袋井・遠州三山で

涼しげな音色を奏でる色とりどりの風鈴=袋井市の可睡斎で

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 遠州三山として知られる袋井市の法多山(同市豊沢)、可睡斎(同市久能)、油山寺(同市村松)の境内で一日、「風鈴まつり」が一斉に始まり、色とりどりの風鈴が風に乗って軽やかな音色を響かせている。八月三十一日まで。

 可睡斎では山門から本堂までの参道に設けられた「風鈴の小道」に二十色の江戸風鈴約二千個が並ぶ。中庭には千個ほどの赤色の風鈴で作った赤富士が展示され、参拝客らの目を楽しませている。お絵描き風鈴体験も楽しめる。

 法多山では本堂の両翼殿回廊にアサガオや花火、金魚など季節感あふれる絵柄のガラス風鈴約五百個がつるされた。木の短冊に願い事を記す「願かけ風鈴」の奉納もある。

 油山寺では書院や休憩所などの軒先に南部鉄器の重厚な風鈴約五十個が飾られている。

 遠州三山では期間中の土日を中心に、氷甘酒やわらびもちなど夏のスイーツを販売する。

 寺院では邪気よけにお堂などの軒の四方に風鈴の由来とも伝えられる「風鐸(ふうたく)」がつり下げられ、その音が聞こえる範囲は災いが起きないとされる。風鈴まつりは、遠州三山と市観光協会が寺院文化を伝承しながら夏の風物詩として定着させようと、昨年に続いて企画した。

(土屋祐二)

 

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