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中日レディーズサロン

第202回 料理研究家 浜内 千波さん 「健康で笑顔のある毎日は、食事から」

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 第二百二回中日レディーズサロン(中日新聞東海本社主催)が十一月二十六日、浜松市中区のホテルコンコルド浜松であり、料理研究家の浜内千波さんが「健康で笑顔のある毎日は、食事から」と題して講演した。

 一日における成人の野菜摂取量は約三百五十グラム。静岡県の男性、女性は八十〜百グラム足りないが、私は毎日一キロを目指して取る。野菜から取れるビタミンやミネラル、食物繊維などの不足が高血圧や動脈硬化、大腸がんなどの要因になるからです。

 最近は、キャベツの千切りなどを買って済ませようと思う人もいるが、洗浄されているので栄養価がわずかです。だから自宅で、生野菜と温野菜を組み合わせて取ってほしい。

 緑黄色野菜は、抗酸化作用で老化を防ぎ、レタスや白菜は免疫力を高める。シミ予防などにつながるニンジン、トマトは油と一緒に取ると吸収率が高い。さらに、トマトに含まれるリコピンは血管を柔軟にし、動脈硬化を防ぐ。栄養価が高いので、リンゴやブドウは皮ごと食べ、キウイもジュースにして皮ごと取ってほしい。

 食べる順番も大切。野菜はご飯よりも先に食べ、血糖値の上昇を緩やかにするように。大麦には水溶性食物繊維の一つ、βグルカンが豊富で、糖の吸収を穏やかにし、急激な血糖値の上昇を抑えるので、麦ご飯に変えてみて。

 毎日の料理は苦労だと思う。でも、家族が病気になるのが一番悲しい。シンプルな料理でも、手作りだと愛情につながる。心のこもった料理をお願いしたい。

 はまうち・ちなみ 1955年、徳島県生まれ。大阪成蹊女子短大栄養科卒業。80年に東京にファミリークッキングスクールを開校し、校長に就任。2006年にキッチン用品「Chinami」ブランドを立ち上げた。12年4月から13年3月まで、中日新聞サンデー版で料理コーナーを担当。現在、静岡朝日テレビの「とびっきり!しずおか」で「お手軽アイデアクッキング」を受け持つ。「調理の新常識」などの著書がある。

 

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