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静岡経済 特集

旬感<20> フグ豊漁 膨らむ期待

遠州灘で漁獲したトラフグ=浜松市西区の舞阪漁港で

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 遠州灘の冬の特産、天然物のトラフグの水揚げが、浜松市西区の舞阪漁港で最盛期を迎えている。消費が増える忘年会シーズンの十二月に入り、漁港も活気に包まれている。

 はえ縄の漁船は早朝に出港して沖合に向かい、多くの針とアジなどの餌が付いた長い縄を海中に沈めてフグを狙う。昼ごろに帰港して水揚げする。

 十日午後一時ごろ、港に横付けした船から漁師たちが丸く太ったフグを運び出し、専用の水槽に入れた。腹部は真っ白で、褐色を帯びた背中の側面には黒い斑紋が浮かぶ。仲買業者たちが大きさや色合いを吟味して次々と競り落とした。

 品定めをしていたすし店「かんぱち」(西区)を営む古橋昌尚さん(41)は「良いトラフグは尾の付け根の部分が太めで、背中も緑がかったきれいな色をしている」と説明する。店では予約があればフグを扱い、「刺し身やから揚げ、雑炊などのほか、皮を湯に通してもおいしい」と話す。

 漁は十月に解禁され、翌年二月末まで続く。静岡県内の十〜十一月の水揚げ量は一三・六トンと、過去五年間(二〇一〇〜一四年度)の平均の一〇・四トンよりも三割ほど多かった。

(西山輝一)

 

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