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AIする未来 〜人工知能がつくる新聞〜

教えて! 狩野先生 AIを知る夏期講習 補習

◆背景の知識が必要

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 −今回の講義の一〜六限目の見出しは、狩野研究室作成のAIが考えた百案の中から中日新聞東海本社の山元正整理部長が選びました。意味の通じる見出しもありましたが、「まだまだ」というものが多かったようです

 現在のシステムは作ったばかりで、まだ性能向上の余地があると思います。とはいえ、言葉の意味を人間のように理解するのは当面難しいでしょう。

 たとえば二限目の「AI ギャップあり」の「AI」は、見出し風の文体なので助詞がついていませんが、単語の関係性を把握して適切に助詞をつけるのは難易度の高い処理です。

 この場合、見出しに言葉を補うなら「(みなさんがイメージする)AI(と現実のAIには)ギャップあり」でしょう。

 文法や表面に現れる意味だけではなく、文章全体の意味や、背景知識を加味する必要があり、難しい課題です。

山元整理部長の講評

 「AI ギャップあり」もそうですが、単語を組み合わせるだけで「数打ちゃ当たる」的なものも多く見受けられ、誤解される見出しが多かった。

 一つの言葉にこだわっている印象もある。一限目は、新聞の見出しにはめったに出てこない「一口」に食い付いた案が多くあった。

 AIは見慣れない言葉に弱いので、これにどう対応していくのか。新聞のデータベースだけではニュースに対応できない。

 いまの時代の背景や流行も必要で、整理記者の頭の中は複雑。論理性をもって複数の言葉をつなげて見出しにするのは、整理記者でも数年かかる。しばらく仕事を取られることはないのかなと思います。

<今回の見出しは整理記者が考えました>

=終わり

 

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