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AIする未来 〜人工知能がつくる新聞〜

教えて! 狩野先生 AIを知る夏期講習 4限目

◆AIの自動運転

写真

 −東京五輪・パラリンピックのある二〇二〇年までに、政府は自動車の自動運転を実用化させようと目標を掲げています。AIで世界や暮らしはすぐにも変わっていくのでしょうか?

 画像の専門家ではないので想像によるところはありますが、自動運転でおそらく一番の問題はデータ量です。路面の状況や現場の状況のデータが「見たことがある」ものに類似したパターンで収まるのなら、判断はできる。たまたま「見たことがない」状況なら、事故を起こして問題になるわけですよ。

 信号が二つ見えていてとか、ネコが飛び出したり、前方でおばあちゃんが一人で歩いていたり、天候や路面の違いとか、全部をカバーできないといけない。常に完璧はあり得ないので、実用化にはどこまでリスクを許せるか、という社会的な判断になるのでは。

 −人間とコミュニケーションするロボットも目にする機会が増えました

 しかし、まだ、およそ人間並みというレベルではない。ルールベースと呼ばれますが、こう聞かれたらこう返す、というパターンを用意して返すことはすごくうまくいく。でも「なんでも話して」と言われると、とたんに用意されたルールでは返し切れなくなります。「想定内」ではなくなるからです。

 −企業の顧客サービス対応でもAIは使われていますね

 会話がちょっと脱線すると、その瞬間に答えられなくなって、「オペレーターにおつなぎします」となります。「意味が分かっている」というレベルにはなっていないので、しょうがないですよね。

 会話って流れを踏まえてちゃんと答えないと意味が通じない。過去に交わされた膨大な会話のデータがあったとしても、これから世界で起きうる会話を全部カバーするのは不可能に近いと思います。会話での状況の理解、世界中の知識、人間とは何かの理解も求められると思います。

 次回はAIを使ったゲームでの研究を紹介します。

<見出しは狩野研究室作成のAIが考えました>

 

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