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栗焼酎を掛川の名産品に 新酒完成お披露目

◆度数高めミニボトルも

乗降客らに栗焼酎をアピールするプロジェクトメンバーら=JR掛川駅構内の「これっしか処」で

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 掛川市の市民有志が特産の栗を原料にして商品化する焼酎「自ら(みずから・おのずから)」の新酒が仕上がり、JR掛川駅構内の地場産品販売所「これっしか処(どころ)」で六日、お披露目会があった。十年目の今年は、アルコール度数が高い「初垂(はつたれ)」のミニボトル(三百ミリリットル)も加わり、拡販体制に弾みをつけた。

 栗の香りときりっとした味わいが魅力で、昨年初めて九十本(七百二十ミリリットル)を売り出した初垂は三日で完売し、自らも三カ月で売り切れた。一般的な芋や麦、米を原料とした焼酎とひと味違うと人気を呼んでいる。

 同市は県内有数の栗産地だが、後継者不足やイノシシなどの食害に悩まされている。焼酎造りは耕作地の荒廃を防ごうと、農家や商業者、NPOのメンバーらで二〇〇九年にプロジェクトを発足。同市上垂木の栗園で毎年、草刈りや皮むきなどに取り組んでいる。

 今年は延べ百二十人が参加し、約五百キロの栗を収穫。十月に富士宮市の蔵元に搬入し、五百五十二リットルの焼酎が出来上がった。プロジェクトの山崎善久リーダー(55)は「今年は栗作りが難しい裏年だったが例年並みの収穫量が確保できた。PRにも力を入れて特色ある掛川の名産品に育てていきたい」と話した。

 価格は、自らが七百二十ミリリットル二千百六十円、三百ミリリットル九百六十円。初垂は七百二十ミリリットル三千四百八十円、三百ミリリットル千五百四十円。(問)これっしか処=0537(22)1616

(赤野嘉春)

 

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