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JRリニア水対策 知事「住民ら受忍できるまで」

◆県議会代表質問で答弁

 県議会十二月定例会は六日、代表質問があった。リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事に伴う大井川の水対策で、川勝平太知事は「工事が及ぼす大井川の流量や水質、生態系への影響を洗い出し、保全措置で利水者や流域住民が受忍できるまで、JR東海と対話する」と述べた。野田治久氏(自民改革会議、伊豆市)の質問に答えた。

 大井川の水対策を巡っては、「工事で発生した湧水全量を大井川に流す」とJRが約束したが、県側は、毎秒二トン流量が減ると試算した根拠への説明を求めている。水の戻し方や地下水への影響、自然環境への影響回避など多くの議論が山積している。

 【新県営野球場の防災機能】浜松市西区篠原地区に計画する県営野球場の防災機能で、県は東日本大震災級の津波発生時にも浸水しない高さの確保、ヘリコプター離着陸場の整備、震災がれきの一時的な受け入れを挙げた。野田氏の質問に平野忠幸交通基盤部長が答えた。

 【発達障害者支援センター】県は二〇二〇年四月、東部と志太榛原・中東遠地域の二カ所に発達障害者支援センターを開き、民間に運営を委託する。現在の県発達障害者支援センターあいら(静岡市駿河区)は閉じる。

 知事は「民間の専門知識、経験を活用してセンターの相談機能を強化する」と説明した。

 【ガイドラインの見直し】県人事課は、各部が策定した業務の指針などを定めたガイドラインを見直す。障害者雇用の水増し問題で、厚生労働省のガイドラインを順守せずに不適切な事務処理を行ったことを踏まえた再発防止策の一環。

 各部には十日までに、不適切な処理や、ガイドラインに複数の解釈が生じる曖昧な表現がないかなどを点検し、報告してもらう。三ツ谷金秋氏(ふじのくに県民クラブ、磐田市)に吉林章仁副知事が答えた。

 【被災者の生活再建支援】罹災(りさい)証明書の発行に必要な「住家被害認定調査」の手続きを円滑にするため、県が主導して各市町で研修を強化する。被災現場を想定した実践的な内容にし、育成した職員は、災害発生時には県内外で被災地支援の中核を担う。三ツ谷氏に知事が答えた。

(沢田佳孝、岸友里、三宅千智)

 

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