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静岡・田辺市長が出馬意向 自民市議団、推薦を検討

◆共産、対抗馬擁立へ

定例会見で報道陣の質問に答える田辺市長=静岡市役所で

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 静岡市の田辺信宏市長(57)が来春の市長選に立候補する。現在二期目。七日夜に自民党市議団幹部に意向を伝えたことが八日明らかになったが、市長は終日、報道陣を避け、定例会見でも従来の一般論を繰り返しただけ。市長与党の市議らも「正式発表ではない」として多くを語らず、共産は対抗馬を擁立する姿勢を鮮明にした。

 田辺市長は、八日午前の定例会見で、市長選に立候補する意思があるか、問われた。「一日一日を大切に過ごしたい」「適切な時期に私の考えを言いたい」。これまでと同じ発言を重ねた。

 その後、出馬の意向を固めた事実が一斉に報道陣に伝わり、本紙を含め、各社は取材対応を求めたが、市長は「公務のため受けられません」と拒否した。

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 二十一日に開会する市議会十一月定例会で、正式に出馬を表明する考えとみられる。

 過去二回の市長選で推薦した自民市議団の鈴木和彦会長は「三期目に挑戦したいという話だったが、それ以上は聞いていない。われわれは組織なので、支援などの話はいったん持ち帰って話し合わないといけない」と述べた。今後、推薦を検討する。

 同じく過去推薦した連合系の市議らでつくる「志政会」の望月厚司代表は、八日朝、市長室で立候補の意向を明かされたという。「まだ正式な発表ではないので、十一月議会中に集まって話し合いたい」と述べた。

 公明党の山本彰彦市議は「党としては直接聞いていないので、何とも言えない」と話した。

 共産党の内田隆典市議は「田辺市長は清水庁舎などの問題で市民の声を反映させていない。無投票で再選させないためにも、党として出さないという選択肢はない」と語った。党県委員会の山村糸子委員長は「田辺市政に代わり、市民が主人公となる、より良い市政を実現しないといけない」と強調。現時点で候補者擁立の具体的な動きはないが、「市民や他の政党との話し合いを早急に進め、選挙戦に取り組みたい」と続けた。

(広田和也、瀬田貴嗣、岸友里)

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