トップ > 静岡 > 11月7日の記事一覧 > 記事

ここから本文

静岡

観客の体験 即興劇に 市民劇団が葵区で公演

劇団「プレイバックシーズ」の団員ら。最後列左が大村明弘代表=静岡市駿河区で

写真

 県内を中心に活動する市民劇団「プレイバックシーズ」は十二月一日、静岡市番町市民活動センター(葵区)で定期公演をする。観客の体験談をその場で演じる演劇手法「プレイバックシアター」を採用する県内唯一の劇団で、団員らは「台本のないドラマを楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 劇団は、静岡市職員らが二〇〇〇年十二月に結成。静岡、浜松市、東京などの団員六人が在籍する。

 プレイバックシアターは米国発祥。コンダクターと呼ばれる案内人が観客に質問して体験談を聞き出し、団員たちが即興で演じる。演者たちは瞬時にどの役を務めるかを各自で判断し、物語を展開する。衣装や小道具は原則使わず、演技だけで勝負する。

 コミュニケーション力を養えることから、文化庁の公募授業として小学校で劇を披露するほか、他自治体や団体の職員向けにワークショップを開いている。

 稽古は、判断力を養うゲームなどをして団員同士の交流を深める活動が中心。大村明弘代表(54)は「台本や打ち合わせができないので、舞台上で団員同士があうんの呼吸で進める必要がある。普段から信頼関係を築いていくことが重要」と語る。

 当日は「あなたが選択した時」をテーマに、観客の話を舞台上で再現する。大村代表は「観客の『選択した時』をほかの観客に共感してもらえるように一生懸命演じたい」と抱負を話す。

 午後二時から上演。公演後に懇親会がある。前売り券千五百円、当日券二千円、高校生以下無料。申し込みは劇団のホームページから。

(広田和也)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索