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裁判員制度経験者 配慮を要望 浜松で意見交換会

裁判員経験者の率直な発言に法曹三者が耳を傾けた意見交換会=静岡地裁浜松支部で(代表撮影)

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 裁判員経験者と法曹三者による意見交換会が十一日、静岡地裁浜松支部であった。来年五月で導入から十年を迎える裁判員制度について、経験者からは「民意が反映され、意義がある」「いい経験になった」などの意見が相次いだ。

 率直な感想を聞き、よりよい制度運営につなげようと実施。昨年九月〜今年六月に地裁浜松支部であった殺人罪や強盗致傷罪などの三つの裁判で、裁判員を務めた二十〜六十代の男女五人と裁判官、検察官、弁護士ら四人が話し合った。

 交換会では、おおむね好意的な意見が目立った。評議の秘密を守るなど課された守秘義務については、五人全員が会社でもすでに業務内容に関して守秘義務が課されており、抵抗がないことを理由に、「負担には感じない」と述べた。

 一方で裁判員を経験した男性会社員(53)は「人一人の将来を左右する決定を、自分が行っていいのか葛藤がある」と吐露。理解を助けるために「イラストや図を使用して」と要望した。別の男性会社員(23)も「審理に付いていくので精いっぱい。専門用語はかみくだいてほしい」と注文した。

 また遺体など刺激の強い証拠写真については、一定の配慮を求める声もあった。

(角野峻也)

 

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