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ベトナム人実習生 13日に浜松で初芝居

女性用の着物を着て稽古に励むグエン・ヴァンさん(中央)=浜松市浜北区で

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 浜松市浜北区上島の有志でつくる「村芝居上島一座」(内山忠一座長)が今年も、地元の神社の秋の例大祭でコメディータッチの演劇を披露する。地元に溶け込むベトナム人の技能実習生ら計三人が初舞台に挑戦。座員約二十五人は「一人一役全員主役」を合言葉に、自作の特設ステージで稽古に励む。

 実習生はグエン・ヴァン・トゥアン・アインさん(26)。製造業で学ぶ傍ら、社交的な人柄が幸いし、地元の人に誘われてカラオケに行ったり農作業を手伝ったりで、「アイン君」と呼ばれ親しまれている。

 知り合いになった内山座長が「日本での思い出になれば」と、十八日に帰国予定のグエン・ヴァンさんを芝居に誘った。

 今年の芝居は、落語の「死神(しにがみ)」を下敷きに座員の宮地隆さん(70)が創作した「浮いたか瓢箪(ひょうたん)」。グエン・ヴァンさんは、主人公でちょうちん屋の常吉の得意先の娘の役で出演。せりふは少ないが、得意先が死にそうになったり生き返ったりする場面で、泣いたり驚いたり笑ったりする。

 「役をもらってうれしい。皆が見に来てくれるので、思い切り演じたい」と、和服を着てかつらをかぶって張り切る。

 ほかに初舞台を踏むのは原田康夫さん(64)と山本静雄さん(61)。それぞれ「少し照れます」「緊張します」と話す。内山座長は「夜は冷え込むようになったけれど、舞台は熱い」と、来場を歓迎している。

 観覧無料。開演は十三日午後七時。雨天の場合は十四日午後六時三十分。(問)内山座長=090(2610)8112

(宮沢輝明)

 

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