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御前崎市議会委 浜岡でH断層系を視察

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 御前崎市議会の原子力対策特別委員会は十四日、地元に立地する中部電力浜岡原発で、敷地内を東西に走る断層「H断層系」を視察した=写真。二〇一七年三月に原子力規制委員会が現地調査した地点の一つで、特別委としては初めて訪れた。新規制基準は活断層の上に原発の重要施設が立つことを認めておらず、再稼働に向けた適合性審査の中で、断層の活動性の有無が主な焦点の一つになっている。

 敷地内のH断層系は九本確認されており、このうち表面が露出しているH−5断層を視察した。数百万年前、地層ができたばかりの柔らかい時期に海底地滑りで引きちぎられた痕跡が確認できるという。

 断層の中でも、十二万−十三万年前以降に動き、将来も動く可能性のあるものが活断層と定義される。H断層系の一部には、十二万−十三万年前以降に動いていない痕跡があり、中電は活断層ではないと主張している。

 視察には柳沢重夫市長ら市幹部も参加。斜面に露出した断層を離れた場所から確認し、ボーリング調査で取り出された地中の土の層を確認した。大沢満委員長は「安全安心に向けて国と現場で調整してほしい」と要請した。

 柳沢市長は、H断層系が活断層ではないとの説明に納得したとの認識を示した。再稼働については「規制委が専門部会で調査している」と述べるにとどめた。

(河野貴子)

◆津波対策を点検

 県と御前崎市は十三日、中部電力浜岡原発の施設内で津波対策工事を点検した。燃料プール監視カメラの設置状況などを確認し、「過酷事故時に有効な設備。引き続き安全対策に取り組んでほしい」などと要望した。安全対策の点検は二〇一一年十一月から月一回程度で七十八回目。点検する装置や設備は毎回異なる。次回は十一月七日を予定。

(三宅千智)

 

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