トップ > 静岡 > 9月12日の記事一覧 > 記事

ここから本文

静岡

浜松の歴史・食をPR 市顧問に徳川家広さん

◆委嘱書手に「街の存在を世界へ」

浜松城の前で委嘱書を手にする徳川家広さん=浜松市中区で

写真

 浜松市は十一日、市の魅力発信を戦略的に進めるために市シティプロモーション顧問を新設し、徳川宗家第十九代の徳川家広さん(53)に委嘱した。鈴木康友市長から委嘱書を受け取った徳川さんは「浜松の食材は豊かで、先祖家康はここから天下を目指した。ご恩返しというのは口幅ったいが、微力ながら浜松をもり立てていくことに貢献したい」と抱負を述べた。

 市は大河ドラマ「おんな城主 直虎」の終了後、市内の観光誘客を図っていくテーマの一つとして「歴史と食」に着目。浜松城で二十九歳から十七年過ごした家康ゆかりの徳川さんに顧問を依頼し、助言や指導を求めることを決めた。

 徳川さんは慶応大を卒業後、米ミシガン大で経済学修士号を取得。国連食糧農業機関(FAO)勤務を経て、現在は翻訳家、政治経済評論家の肩書を持つ。付き合いの長い鈴木市長からは「殿(との)」とも呼ばれる。七月二十一日には市内で講演し、浜松の食と家康に関して話した。

 中区の浜松城で授与式があり、鈴木市長は「浜松の特長や資源を生かし、殿と一緒にPRしていきたい」と述べ、飯田末夫市議会議長も期待の言葉を贈った。

 あいさつした徳川さんは「スズキ、ヤマハ、カワイ、ローランドも世界ブランド。それらを束ねるのが浜松の街だと世界に知られておらず、つなげるのが私の役目」と意欲を見せた。加えて「すし、富士山、芸者、将軍、徳川も『世界語』。そのことを使って浜松という素晴らしい街の存在を、世界中の人に知ってもらえることに貢献できれば」と話した。

(原一文)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索