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県が窓口設置 LINE相談「予想以上」

◆わずか10日でトーク数8276件

 県は無料通話アプリ「LINE(ライン)」で高校生ら若年層を相手に悩み事を相談できる窓口を夏休み限定で設置した結果、八月末までの十日間で二百二十三人が利用し、相談員と利用者が交わした「トーク数」は八千二百七十六件に達したと発表した。

 県が若年層向けに設置している専用電話窓口の利用件数(二〇一七年度)は九百件ほど。ラインではわずか十日間で二百人を超える若者が利用したことに、担当者は「予想以上の利用者で、若者が悩みを打ち明けられやすいツールと感じた。何らかの形で継続していきたい」と話す。

 ラインでの相談は、長期休暇明けに子どもが自殺するケースを防ごうと、県が初めて開設。臨床心理士などの資格を持つ相談員五人態勢で臨んだ。県障害福祉課によると、相談は「クラスになじめない」「友人がいなくてつらい」といった内容が多かったという。

 ライン相談は昨年九月に長野県が初めて実施し、大津市や富山県などにも広がった。ただ、面談や電話相談と違って、相手の顔も見えず、声も聞けない。

 長野県教委の担当者は「基本的に文字のやりとりなので、相談者を十分に把握し、適切な助言をするには限界もある」と打ち明ける。「悩みを聞いて共感することはできる。悩みが小さいうちは有効で、十分な効果が期待できる」と話している。

(沢田佳孝)

 

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