トップ > 静岡 > 9月9日の記事一覧 > 記事

ここから本文

静岡

古墳群出土の埴輪など展示 浜松で企画展

ユニークな形の埴輪が並ぶ会場=浜松市北区の浜松市地域遺産センターで

写真

 浜松市地域遺産センター(北区引佐町)で八日、企画展「グレーな埴輪(はにわ)たち」(浜松市主催、中日新聞東海本社後援)が始まり、浜松市の「出世大名 家康くん」、磐田市の「しっぺい」、名古屋市の「しだみこちゃん」のゆるキャラ三体がテープカットして開幕を祝った。十一月四日まで。観覧無料。月曜休館。

 市が二〇一三年に発掘調査を始めた郷ケ平(ごうがひら)古墳群(北区都田町)六号墳(全長約二十二メートル)で出土した人物埴輪が展示の目玉。静岡県遠州地方の須恵器(すえき)職人が、愛知県尾張地方の職人の影響を受けて六世紀前半ごろに作ったと推定される人物埴輪は、つぼのような胴部に顔と腕が付くユニークなものだ。ウマやシカ、ニワトリをかたどった埴輪も目を引く。

愛きょうを振りまく(左から)ゆるキャラの「出世大名家康くん」「しだみこちゃん」「しっぺい」=浜松市北区の浜松市地域遺産センターで

写真

 市の寺田聖子・市民部文化振興担当部長は「専門職だった埴輪、須恵器の職人が異業種交流をして新たな作品ができた。ここに、浜松が誇る『やらまいか精神』の元祖を感じる」と、グレー(灰色)な埴輪の歴史的意味を来場者に説いた。展示は、郷ケ平古墳群で出土した六十六点のほか、磐田市、袋井市、名古屋市、愛知県春日井市で出土した二十九点を含む全約百十点。

(武藤康弘)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索