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氷の塊 カジキ変身 追分小で二橋さん彫刻

「冷たい」と喜びながらカジキマグロの氷彫刻に触る児童たち=浜松市中区で

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 浜松市中区布橋一で「氷工房にはし」を営む氷彫刻家、二橋一幸さん(61)が七日、近くの追分小学校で氷のアートを披露した。三〜六年の児童約百二十人は、自分の背丈より高いカジキマグロの彫刻に歓声を上げた。

 体育館でシャリシャリという音を響かせながら、二橋さんが高さ一・五メートルほどの氷の塊をのこぎりやのみで削る。室温計は三〇度近く。児童は額に汗をにじませ膝立ちになり「何だろう」と不思議がっていたが、氷は見る見るうちに、跳びはねるカジキマグロに姿を変えた。青やピンクの照明でライトアップされると、児童は「すごい」「きれい」と驚いていた。

 二橋さんは国内外のイベントに引っ張りだこで、テレビ番組にも出演する。その技を児童に見てもらおうと、学校が招いた。

二橋一幸さん(右から2人目)に教わりながら氷を削る児童ら=浜松市中区で

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 児童は二橋さんの実演を見た後、実際に氷を削る体験をした。両手で長さ五十センチ以上ののみを持ち、二橋さんに「角度を付けて」と教わりながら動かした。六年の鈴木佑美さん(11)は「涼しくて気持ちよかった」と笑顔を見せた。

 この道四十年の二橋さんだが、今でもより美しく、長持ちする作品になるように技術を磨いているという。児童を前に「夢を実現するためには、少しずつ努力をすることが大切」と話した。 

(鈴木凜平)

 

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