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浜松学芸中高生が文部科学大臣賞

浜松注染そめを使ったシャツを着て、文部科学大臣賞の受賞報告に訪れた生徒ら=浜松市役所で

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 ビジネスで地域課題の解決に取り組む高校生らを応援する「地域ビジネス創出事業チャレンジアワード」で、浜松学芸中学・高校(浜松市中区)の社会科学部が、最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。伝統工芸を用いたシャツブランド立ち上げが評価された。現在、地元企業の制服としての受注やブランド法人化に向け動いており、「浜松を応援したい」という生徒の思いが、本格的なビジネスの形になりつつある。

 同校の社会科学部は「はままつ胸キュンプロジェクト」と銘打ち、浜松の魅力を生徒独自の視点でPRし、地域活性化に取り組んでいる。今回のブランド立ち上げなどの活動には、高校生二十六人が関わった。

 地元の伝統工芸「浜松注染(ちゅうせん)そめ」を使い、独自の浴衣シャツブランド「美縒(びより)〜Biyori〜」を立ち上げた。浴衣生地でシャツをつくるという発想で、伝統工芸を日常用品に取り入れた。生地は浴衣の製造、卸販売メーカー「白井商事」(同市南区)が提供し、デザインは地元の作家と生徒が何度も打ち合わせ、動きやすさなどを追求した。柄のパターンにもこだわり、約四千通りから選べるようにした。

 チャレンジアワードは、皇学館大(三重県伊勢市)の教授らでつくる未来の大人応援プロジェクト実行委が主催する「全国高校生SBP交流フェア」でのイベントの一環。八月十七、十八両日に伊勢市などを会場に開かれ、最終審査に残った全国の二十四校の生徒がプレゼンテーションした。生徒の主体性や社会性、事業性などの評価基準で浜松学芸中・高が一位を獲得した。

 社会科学部の代表生徒が六日に市役所を訪れ、鈴木康友市長に報告。部長の清水彩香さん(18)は「活動が評価され、今までやってきたことの自信につながりました。浜松を応援する気持ちもいっそう強まりました」と話した。

(篠塚辰徳)

 

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