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パリ郊外の自然描く 中区出身の画家・橘さん個展

フランスで描いてきたパステル画を紹介する橘正明さん=浜松市中区で

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 フランス・パリ郊外の豊かな自然を描き続けた浜松市中区出身の画家・橘正明さん(68)=東京都在住=の個展が、中区のクリエート浜松で開かれている。フランスでは個展を開いてきたが、日本での開催は初めて。「絵を描き始めた土地で」と故郷を会場に選んだ。

 菜の花で黄金色に染まる大地や、風に吹かれ、光の加減で緑や赤に色を変える草原。会場には、壮大な風景をやわらかなタッチで表現したパステル画など約百点が並ぶ。三十年以上にわたるフランス生活で手掛けた作品だ。

 最初に絵筆を握ったのは高校時代。浜松商業高校で美術部に入り、絵の魅力にはまっていった。実家は建具屋で、高校卒業後には技能検定の資格を取得。市内の建具技能コンクールで優勝するほどの腕があったという。

 だが絵に対する情熱は冷めず、二十三歳でフランスへ渡航。パリ郊外で目にしたのは「どこを切り取っても絵になる」という雄大な自然の風景で、絵の制作に没頭した。

 「大地の形は変わらないが、風や光、そして影の動きで一瞬たりとも同じでない景色があって、そのすべてを捉えたかった」と橘さん。「何十年たっても変わらない、フランスの美しい風景を味わってほしい」と話している。展示は九日まで。

(大城愛)

 

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