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薬袋シールで詐欺の被害防止 天竜署が配布

市販薬に見立てたデザインで、詐欺に注意を促すシール=浜松市天竜区水窪町で

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 ニセ電話詐欺の被害防止につなげようと、天竜署は市販薬の包装に見立てたデザインで詐欺に注意を呼び掛けるシールを作り、管内の医療機関に配布を始めた。「一日一回読めば効く」と効能をうたい、お年寄りが生活の中でよく手にする薬袋に貼り、警戒心を高めてもらう試みだ。

 シールは「サギゼロナッタ錠」と銘打ち、縦七センチ、横十一センチ。「電話やはがきでのお金の話は詐欺」「料金未納・法的手続きの言葉は無視」「キャッシュカードは誰にも渡さない」との三点を注意書きし、食後三十分以内に「声に出して読む」ように呼び掛けている。

 賛同した浜松市天竜区水窪町の鈴木診療院では五日から使用が始まった。署員がシール五百枚を届け、協力を呼び掛けた。院では窓口で患者に薬を渡す際、裏にシールを貼った袋を使う。鈴木勝之副理事長は「詐欺被害に遭われるのは高齢の方が多い。薬袋は毎日見るので抑止効果があるのでは」と期待した。

 天竜区では今年、自宅を訪れた男にお年寄りの女性がキャッシュカードを渡し、四百万円を引き出される詐欺被害が一件確認された。今年は市内を含む県西部で被害が増加傾向にあり、同署は一見するだけの啓発チラシでは効果が弱いと考えた。今後、区内の他の薬局や病院にも活用を呼び掛けるという。

(島将之)

 

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