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学力テスト 中3全教科、全国上回る

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 浜松市教委は、四月に行われた全国学力・学習状況調査(学力テスト)について、市内小中学生の結果と分析の概要を市教委定例会で報告した。中三は全教科で全国の平均正答率を上回り、小六は国語Aと算数Aが下回った。

 報告では、小六の国語Aと算数A、中三の数学Aの無解答率が全国に比べて高いことも判明。特に小六の国語Aは問題後半に無解答率が高く、「時間の使い方を意識せず問題の最後まで行き着かないか、あきらめた可能性がある」と推測。「各学校で実態と原因を分析し、課題を明らかにする必要がある」とした。

 教科別では、国語は小中学生ともに「資料と対応させながら文章を読むことができている」と分析。一方で、小六が漢字を文の中で正しく使うこと、中三が文章の展開に即して情報を整理し、内容を正確に捉えることなどを課題に挙げた。

 算数・数学では、小六は「数と計算の基本的な知識がおおむね定着」、中三は「図形の領域で特に定着」とし、課題については小中学生ともに「割合」に関する問題を取り上げた。

 市内では小六の七千五十七人、中三の六千百十五人がテストを受けた。主にA問題は知識、B問題は知識の活用が問われた。平均正答率は七月末に公表されている。

 このほか、自己肯定感などを尋ねる質問紙調査もあった。「将来の夢や目標を持っている」と答えた小六は88・2%、中三は76・0%で、いずれも全国平均を3ポイント余り上回った。

 市教委は浜松の目指す子どもの姿として、質問と同じ趣旨の「夢と希望を持ち続ける子ども」など三項目を掲げている。今回の結果を「自分らしさを大切にしながら、夢や希望を育んでいる様子が見られる」と評価した。「人の役に立つ人間になりたい」との回答も小六、中三ともに95%台に上り「規範意識や倫理観を含めて自らの能力を育みながら、自分の可能性を高めようとする姿が現れている」とした。

 定例会は八月三十一日にあった。市教委は今秋、結果と課題を校長会議で伝える。保護者には識者の意見も交えたリーフレットを配る。

(原一文)

 

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