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40年ぶり再会 浜松で競作展

◆書家・大石さんと画家・岡本さん

大石大梅さん(右)と、書の作品(左)

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 かつて同じ浜松市内の高校の教壇に立ち、当時から書と絵を手掛けてきた二人が四十年ぶりに再会し、二人展を企画した。中区元浜町のHirano Art Gallery(ヒラノ・アート・ギャラリー)で一日に始まる。青年から壮年期、互いに刺激を与えてきた二人は「若い頃を思い出す」と喜ぶ。入場無料、九日まで。

 二人は書家大石大梅(たいばい)(本名・昌一郎)さん(75)=浜松市中区=と画家岡本透さん(76)=菊川市。半世紀前、浜松城南高校(浜松大平台高校の前身)に勤め始め、十年ほどの間、一緒の職場だった。芸術をたしなむ若い教員同士で意気投合し、芸術の話をしたり作品を交換したりしてきた。

 大石さんは非常勤講師として書道を教え、社会科の教員だった岡本さんは、趣味で風景画を描いていた。岡本さんは「素晴らしい書に競争心をかき立てられた」、大石さんは「ユニークな先生で努力家だった」と互いをたたえる。

 二人は今年、知人を通じて再会。岡本さんが「作品展を開こう」と誘った。

岡本透さん(右)と、水彩画「安曇野の里」(左)

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 大石さんは中国唐代の詩人李白の漢詩や漢字一文字を書いた色紙を並べる。分かりやすく読みやすい字を心がけており、仮名交じりの作品もある。

 一方、岡本さんは絵の具を混ぜないことにこだわる。「安曇野の里」は二〇一二年十一月に訪ねた長野県の山あいの風景を描いた。モミジやカラマツの紅葉は絵の具を塗り重ね、色に厚みを出した。

 会場では二人の作品を交互に並べて展示する。

 大石さんは「あまりない展示方法なので新鮮だと思う」、岡本さんは「互いに高め合った作品を楽しんでほしい」と話した。

(鈴木凜平)

 

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