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相良高生 意次テーマに壁画修復

古絵図を参考にしながら壁画を塗り直す生徒ら=牧之原市の相良港で

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 現在の牧之原市相良に相良城を築いた相良藩主で、江戸幕府の老中も務めた田沼意次(一七一九〜八八年)の生誕三百年を来年に控え、意次をテーマにした壁画の修復作業が三十日、相良港で始まった。生誕三百年記念事業として地元の相良高校美術部が塗り直す。 

 修復するのは防潮堤の壁画のうち、意次をテーマに描かれた高さ三メートル、幅八十メートルほど。意次の肖像画や相良城、城周辺の城下町などが描かれている。二十五年ほど前に制作されたため、塗装の色落ちが目立つ。壁画を当時手がけた市内の業者「彩巧社」も協力する。

 美術部員十二人はこの日、城周辺の絵図を再塗装。古絵図を確認しながら、水路は水色、道路は黄色などと区域ごとに色分けして丁寧に塗り直した。今後も週一回、作業を続け、年度内に完成させる予定。二年の西村円(まどか)部長は「多くの人が壁画を見て意次に興味を持ち、知ろうとするきっかけになれば」と話した。

(佐野周平)

 

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