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市立湖西病院「3病棟に」 改革委会合

改革プランについて話し合う委員=市立湖西病院で

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 市立湖西病院の改革プラン評価検討委員会が三十一日、同市鷲津の同病院で開かれた。病院側は、全四病棟のうち二病棟が休止しているため、一病棟分の病床数を県に返還する案を出した。委員からは「一度返すと増やすことはできない。慎重な議論が必要」との意見も出た。

 同病院には百九十六床あるが、現在は百三床のみ稼働する。三月末に受けた全国自治体病院協議会の経営診断で、病床数や診療科数の多さが収支不均衡を招いていると指摘されている。

 医師不足で病棟再開は難しいため、一棟分の五十四床を返還し、将来的には三病棟体制で百二十五床ほどを稼働させる考えを示した。同病院の杉浦良樹事業管理者は「休眠病棟があるのは、県西部でここだけ。返還して空いたスペースを活用する方が効率的」と話した。本年度中に最終的な病床数を決定する方針。

 病床稼働率を上げるため、在宅療養を目指す患者を受け入れる地域包括ケア病棟の導入についても話し合った。ただ病院のシミュレレーションによると導入が収益アップにつながるとは限らないため、今後も検討を続ける。

 改革プランの見直しについては、市との連携、病院内での情報共有の強化、委託事業の見直しで経費節減を図ることなどを明記すると確認した。この日は、病院関係者や全国自治体病院協議会、自治会連合会などから九人が出席した。次回は十一月に開く予定。

(片山さゆみ)

 

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