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「まる子 身近な存在」 ファンの声を清水区で聞く

ちびまる子ちゃんの原作パネルと記念撮影を楽しむ親子=静岡市清水区の「ちびまる子ちゃんランド」で

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 静岡市清水区出身の漫画家、さくらももこさんがのこした「ちびまる子ちゃん」。一九八六年の連載開始から三十二年、清水のまるちゃんは国民的な存在になった。さくらさんの地元で、作品が世代を超えて人々の心をつかんだ理由を聞いた。

 人形や再現セットなどが並ぶ「ちびまる子ちゃんランド」(清水区)と、まる子が描かれたマンホールが展示されている清水区役所で尋ねた。

 「(時代や場所に)懐かしさを感じる」「まる子は友達みたい」。登場人物やその世界観に親近感を抱く声が多かった。まるちゃんと同じ時間や体験を共有している感覚が、人々を魅了したのだろう。

 ランドでお土産を探していた清水区迎山町の栗田悟さん(79)もその一人。「ひ孫に買うつもりだったけど、アニメを欠かさず見る孫が使いそう」。ボールペンとキーホルダーを選んでいた。

 好きなキャラクターは、主人公のまる子やお姉ちゃん、キザでお金持ちだが優しい花輪クン…。登場人物は家族からクラスメート、町の人々と多岐にわたり、それぞれに個性がある。

 印象的なシーンも聞いたが、すぐ思い付く人は少なかった。九〇年にテレビアニメの放映がスタート。毎週日曜日夕方六時からの一シーン、一シーンが、生活の一部に溶け込んでいる証しかもしれない。

 存在が近いと、人はそのありがたみを忘れてしまいがち。地元清水の市民から「こんなに反響を呼ぶとは」「すごさに気付かなかった」などの声もあった。

 深沢典代さん(65)は区役所に設けられた記帳台に、こう記した。「清水を愛してくれてありがとうございました」

(谷口武)

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