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静岡

三島駅南口再開発 事業協定を締結

◆市、組合、JV

事業協力の協定を結び握手する(左から)磯貝匡志社長、井上裕幸理事長、豊岡武士市長=三島市役所で

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 三島市のJR三島駅南口東街区の再開発事業で、市と、地権者らでつくる準備組合、ミサワホームが代表の「アスマチ三島プロジェクト共同企業体(JV)」の三者が二十八日、事業協力の協定を結んだ。JVが再開発の事業協力者として正式に決まり、二十年余りにわたって塩漬け状態だった東街区の再開発が動きだした。

 協定により、現在駐車場の市有地と民有地計一・三ヘクタールに二〇二五年、商業施設や高層マンション、駐車場が整備される。総事業費二百二十億円で、市は六十一億円を負担する。

 三島市役所で協定締結式があり、豊岡武士市長と準備組合の井上裕幸理事長、ミサワホームの磯貝匡志社長らJVの構成企業の関係者が出席、文書に押印した。豊岡市長は「三島のポテンシャルを高く評価してもらいありがたい。再開発が市民に喜ばれるものになるよう力を尽くし、伊豆半島の活性化にもつなげたい」とあいさつ。井上理事長は「協定締結をうれしく思う。ようやく第一歩を踏み出せる」と喜んだ。

 磯貝社長は「少子高齢化社会でもいつまでも幸せに暮らせるよう健康、子育て、にぎわいの三位一体のまちづくりを展開し、次の日本の五十年につながるモデル事業にしたい」と意気込んだ。懸案となっている高層マンションによる景観の悪化や地下水への影響に関しては「さまざまな知見を提案して最適な解を出したい」と述べた。

 市は十月五日夜の三島市民文化会館を皮切りに十月十二、十七、二十三の各日に市民説明会を開く。

◆市役所前で抗議活動

JR三島駅南口東街区再開発事業の協定締結に抗議する人たち=三島市役所前で

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 三島市のJR三島駅南口東街区の再開発事業に反対する二十人が、市役所前で協定締結に対する抗議の声を上げた。

 抗議活動の参加者は「市民の声を聞け」「トヨオカ市政を許さない」などのプラカードや看板を掲げ「(協定)締結反対」「勝手に進めるな」などと声を上げた。

 三島駅南口の整備を考える市民の会代表の渡辺豊博さん(68)は協定締結について「屈辱の日だ。じくじたる思いで悔しい。あきらめずに活動を続けたい」と話した。

(佐久間博康)

 

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