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分派「渋川」井伊家の系譜紹介 浜松の郷土史家ら冊子に

◆東光院で予約販売

冊子をまとめた浅岡憲一郎さん(左)、中嶋浩明さん(中)、伊藤八右さん=浜松市北区引佐町の東光院で

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 二〇一七年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で取り上げられた井伊家の家系図で、「井伊谷(いいのや)系井伊氏」から分派した「渋川系井伊氏」の系譜などを記した冊子「東光禅院 當寺(とうじ)古記・御由緒書(ゆいしょがき) 注解」が、県内在住の郷土史研究家ら四人によって編まれた。

 浜松市北区引佐町渋川にある井伊家ゆかりの東光院が所蔵する古文書などを活字漢文に直し、それを現代文に訳して読みやすくしたほか、掛川市や群馬県安中市に散逸していた古文書も照合しながら、平安時代から江戸時代にかけての記録を読み解いた。

 編さんに当たったのは、渡邊弘さん(88)=浜松市中区住吉=と浅岡憲一郎さん(71)=掛川市清崎=、伊藤八右(やすけ)さん(68)=浜松市北区引佐町渋川=、中嶋浩明さん(55)=同、東光院副住職=の四氏。

共著者の一人で、冊子の中身を紹介する渡邊弘さん=浜松市中区で

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 冊子には、引佐町井伊谷の井伊家の菩提寺(ぼだいじ)・龍潭(りょうたん)寺にある家系図から分派したため、ほとんど知られることのなかった直助(第八代泰直の子)−直貞−直秀らについての記載がある。このうち直秀の動静については、「井伊匠作藤原直秀公が霊夢を御覧になり、渋川に八幡宮を建て先の霊像を安置された事を、天文十八年(一五四九)秋の彼岸の日に東光禅院の能仲(住職)が記録する」などといった箇所もあり、興味深い内容となっている。

 冊子はB5判、百二十ページ。東光院に来られる希望者に限り、一部五百円で予約販売する。申し込みは十八日まで。

 (問)浅岡さん=080(1600)4668(午前八時〜午後六時)へ。

(武藤康弘)

 

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