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歴史史料を解読 湖西市が「古文書整理会」

◆文化芸大生ら参加 データベース化へ

くずし字字典を見ながら古文書を整理する学生たち=湖西市鷲津で

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 近代の貴重な歴史史料を研究に活用できるように、湖西市が古文書の整理を進めている。静岡文化芸術大の学生や市の古文書講座の受講生らが参加して「古文書整理会」を六月から七月まで計四回開き、データベース化することを目指す。

 整理するのは、同市太田の公会堂を取り壊す際に見つかった「太田区有文書」と、同市新居町の個人から寄贈された「小池製紙文書」。何についての史料か一目で分かるように目録を作ったり、記録写真を撮ったりする。史料は、今後の市史編さんにも活用する予定。

 六月下旬に同市鷲津の市民活動センターで開かれた会では、同大文化政策学部の三、四年生六人と教授、市職員が参加。くずし字字典や電子辞書を使って文字を読み解き、目録に手書きで記入した後、保存用の封筒に入れた。

 この日取り組んだ太田区有文書では、大正から昭和時代の土地や戸数を管理した書類や古地図、若磯神社の史料などがあった。四年生の諏訪千春さんは「地名や役職と違い、人名は字を推測できないので解読が難しい。時間はかかるが、分かったときは達成感がある」と話していた。

 同学部の西田かほる教授は「保存状態が良い史料が多い。その地の生活や文化が分かる史料がもしかしたら出てくるかもしれない」と話していた。

(片山さゆみ)

 

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