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来月、秋野美術館で「藤森照信展」 

◆天竜高生らが茶室のオブジェ建造

設計者の藤森照信さん(右から3人目)のアドバイスを受け、茶室外装の銅板を取り付ける天竜高生=浜松市天竜区の秋野不矩美術館で

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 浜松市秋野不矩美術館(天竜区二俣町)を設計した建築家藤森照信さん(71)の業績を紹介する特別展「藤森照信展」(同美術館、中日新聞東海本社主催)に向け、藤森さんが設計した茶室のオブジェの建造が同館屋外で進んでいる。住民も協力し、十一日は天竜高生徒が銅板を張り付けた。 

 開館二十周年記念で八月四日開幕する特別展に合わせた企画。茶室はツリーハウス型で、高さ六メートル、広さ三畳。天竜杉を敷き詰め、ヒノキの柱で支える。外観に美しさを加え、雨よけになる銅板は長さ三十センチ、厚さ〇・二ミリで三千枚を用意。地元の児童生徒が階段のような形に手で折り曲げた。

 森林研究や木工作品づくりをする森林科学部一、二年の四人が参加し、藤森さんが見守った。生徒はシートで覆われた外壁の下部から銅板を並べて張り、ドリルでねじどめした。建築業を志望する二年の高橋肇さん(16)は「建物が独創的で空気が違う。将来の勉強にもなり、手伝いができてうれしい」と話した。

 十六日にも住民が参加する張り付け作業があり、茶室は七月末に完成する。特別展では、藤森さんが手掛けた建築の写真パネルや模型などを展示する。

(島将之)

 

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